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地震や火災等の災害用備蓄品や非常持ち出し品の準備に

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食料についてなるほどザ・備蓄

一般家庭なら食料備蓄は不要かも・・

食品類

上の見出しは少し言いすぎかもしれませんが、そもそも基本想定では家が残っている訳ですので、冷蔵庫も残っています。
停電になりますので冷蔵庫内のものも早く食べないと腐ってしまいます。普通のご家庭ならインスタントラーメンや缶詰、乾物、お菓子類など、ある程度の食料は日常的に保管されていると思いますし、それに最高の保存食でもある”米”がどこの家でもストックされているはずです。
災害後3日目くらいから食料支援も本格化することも考え合わせると、この想定内の方は、特に食料品備蓄について心配する必要は無いと思います。
但し、一人暮らし、米中心の食生活でないご家庭、冷蔵庫等にあまりストックしないという方は、是非「保存食」をご検討下さい。

食料備蓄に対する考え方

  • 五日分程度の米があれば、あとは冷蔵庫内その他の日常在庫でまかなえる
  • 炊飯、煮炊きのための機器と燃料はしっかり備蓄すること
  • 食料よりも飲料水
  • 栄養バランスが崩れるので、総合ビタミン剤などの用意があれば尚GOOD
  • 日常ストックに不安があれば、保存食を備蓄する

米

戦国時代などは米と水さえあれば籠城できたものです。
日本の一般家庭ではほとんど米のストックがあると思いますが、一体何日分の量が確保されているのでしょうか。
米びつの米が底をついてきたら慌てて購入するというご家庭は別ですが、大方は購入した米袋を米びつに入れたあと新しい米袋を購入するというご家庭が多いのではないでしょうか。購入するのが5kg入りか10kg入りかにもよりますが、仮に5kg袋だとしても災害時には5~10kgの米がストックされているわけですから、5人家族で5日程度は十分乗り切れると思います。


炊飯用の燃料と機器

カセットコンロ

電気が復旧するまでの5日間をしのぐための燃料はやっぱりカセットガスボンベが一番でしょう。扱いや保管が簡単な上に、日常生活でも鍋物に使用するなどして使い足しが出来るためです。カセットコンロも多分どこの家でも一台はお持ちかと思いますが、大事なときに故障しては大変ですので、予備に一台準備しておきたいものです。
それではカセットコンロでの炊飯の仕方を・・・

洗米
水を無駄にしないように適当に。
または無洗米を使用
水加減
米の量の1.2倍くらいの水。 鍋はフタ付きの物を使用
浸し置き 
フタをして約30分浸しておく
加熱
沸騰するまで過熱して、その後火加減を弱くして10~15分炊く
蒸らし
火を消してからフタを取らずに約10分間蒸らす

冷蔵庫内の食品

冷蔵庫

停電時点から冷蔵庫内は貴重な食品保存場所になります。
保存期限の短いものから順番に消費していくようにしましょう。そのためには冷凍食品をすぐに外に出してはダメ。冷凍食品は冷蔵室に移し変えて冷蔵庫内を冷やす役目もしながら徐々に解凍します。
長期保存の利く缶詰やインスタントラーメンなどは、冷蔵庫の中が空になってから食べ始めるようにしましょう。


保存食(非常食)

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本サイトの災害写真の出展は「消防科学総合センターの災害写真データベース」によるものです




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