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真夏の停電時に活躍するUSB給電タイプ小型扇風機

最近は夏の暑さを凌ぐにはエアコンを利用するのが当たり前になってきています。 年々、温暖化や都市化が進んできており、熱中症の発生件数もふえてきているので、「我慢をせずにエアコンを効率よく使いましょう」と政府も推奨しています。 そんなエアコンですが、災害時に停電が発生したらそんなことも言っていられません。 別項で紹介している「ポータブル電源」なら大容量のものならエアコンを稼働させることも可能ですが、それでも元々消費電力の大きなエアコンを長時間動かすことは難しいでしょう。そこで消費電力の低い扇風機の出番となるわけですが、こういう非常時を想定した場合は、一般的なリビング扇風機よりもUSB給電タイプの小型扇風機のほうが遥かに使いやすいので、それを紹介したいと思います。 では、どの点が便利なのか、具体的に述べてまいりましょう。

USB給電タイプ小型扇風機1

とにかく消費電力が小さい。

一般的な羽根径30センチ程度のリビング扇風機の消費電力は30W程度なのに対して、USB給電タイプ小型扇風機の消費電力は2~6W程度ですから同じポータブル電源から給電するにしても遥かに長く利用できます。もちろん、その分、風量が小さくなりますが、大きな扇風機ほど無駄な風も多いわけですので、それについては割り切りが必要でしょう。

USB給電なのでモバイルバッテリーを利用できる。

入力がAC100Vでは無いのでインバーター内臓のポータブル電源は必要ではなく、ありふれたモバイルバッテリーでも十分給電することができます。最近はリチウム電池を内蔵した小型扇風機も多くなりました。

小型軽量なので持ち運びが容易。

小型で(電池内臓であればなおさら)持ち運びが容易なため、リビング、キッチン、寝室、トイレ等どこにでも持っていって涼をとることができます。一般的なリビング扇風機と違って「必要な場所に必要なだけの風量」を供給できることになり、とても効率的といえます。

バッテリー内臓で約10時間稼働できる製品

それでは、実際に「KEYNICE KN-618」という製品を例にとってどのようなものかを紹介しましょう。 下図のパッケージ記載内容を見ていただければよくわかりますが、この製品の消費電力は5Wとなっています。羽根径が12センチありますからこの分野の製品では平均的な数値だと思います。(羽根径が小さくなれば2Wというものもあります)

USB給電タイプ小型扇風機1
この製品は5,000mAhのリチウム電池を内蔵しています。3.7V電池ですから満充電で18Whの電力量となり、一時間に5W程度の消費電力ということなら4時間弱の稼働ということになります。しかし、回転強弱設定や自動首振りを使うかなど、使い方によって大きな差があるのは当然で、仕様欄にも稼働時間は「5~28H」となっています。

実際にこの製品を満充電した後、風力を弱設定に自動首振りをONにして連続稼働させたら約10時間動かすことができました。これだけもつなら、10,000mAh程度のモバイルバッテリーを用意しておけば一昼夜は余裕を持って利用できますから、いざという時にも安心ですね。

この製品は、自動首振り機能を持ち、クリップ式でどこにでも取り付けやすく、音もかなり静かですので、この分野のいろいろな製品の中では大変おすすめしやすいものとなっています。
(実は、このUSB給電タイプ小型扇風機もご多分に漏れず、殆どと言っても良いくらい中国製でクオリティには大きなばらつきがあります。もちろんどんな優秀なメーカーが作った製品であっても不良品が混じることは仕方がないのですが、ノーブランドの中国製品はその発生頻度が高いので有名ですね。そんな中、このKEYNICEというメーカーが作っている製品はとても安心感があります。)


災害備蓄品としてのお酒について

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